中東と中国 2011 2 20
多くの日本人が心配していることは、
中東で起きている民衆蜂起が、
中国でも起きるのではないかということでしょうか。
中国に進出した日本企業が多いから、その心配はよくわかります。
私が予想するに、中国では、
すぐに中東のような民衆蜂起は起きないだろうと思っています。
中東は、宗教と政治を求め、
中国人は、実利を求める。
中東と中国では、民族というか人種に違いがあると思います。
もちろん、中国人も、実利が得られなくなったら、
あっという間に、政府を倒してしまうかもしれません。
万が一ということを考えて、
日本政府は、難民対策のシミュレーションをしておく必要があると思います。
日本は、中国に比べて、温暖であり、温泉もあり、
しかも、言論の自由もあれば、営業の自由もあります。
中国には人権がありませんが、日本は人権尊重の国です。
難民 2010 12 18
2007年6月2日に、北朝鮮を脱出した家族4人が木造船に乗って、
青森県の深浦港(日本海側)の沖で漂流しているのが発見されました。
この人たちは、新潟を目指していたようですが、青森県まで流されたようです。
この時は、驚くことが二つありました。
木造船と言っても、それは「小舟」でした。
彼らは、「北朝鮮には人権がなく、自由を求めて来た」と言っていました。
北朝鮮にも、「人権」という概念があるということに対して、
意外感を感じた日本人も多かったと思います。
朝鮮半島有事の時は、
小舟に乗って、新潟を目指す「北朝鮮の人民」が多いのでしょうか。